松が谷にある『つばさ福祉工房』(社会福祉法人 台東つばさ福祉会運営)
では、主に身体に障害のある方の地域での自立と社会参加に向けて、地域で
主体的に役割を持って生活できるよう、様々な働き方や活動の場を創出する
ことを目指し、利用者それぞれのニーズに対応した取り組みを行う通所施設
です。ここでは、さをり織りや印刷、軽作業などの生産活動、リハビリや
外出、音楽療法などの日中活動を行っています。
現在、つばさ福祉工房では、さをり製品の制作をするボランティアさんが
6名います。また、職員さんからは、行事やイベントに継続して活動してくださるボランティアさんも随時募集しているとのお話も伺いました。活動班の様子です。手芸など、自身の行いたい活動をしています。
Q.ボランティアを始めたきっかけや活動について教えて下さい
A.ボランティアを始める前から、長年高齢者や障害者に関わる福祉施設で仕事をしていました。その後、定年退職したところに以前よりつながりのあった職員さんに声を掛けていただき、こちらの施設でボランティア活動を始めました。ボランティアは週に1回、さをり織りなどの生産活動や外出活動、他にも年間行事である一泊旅行の付き添いなどのお手伝いをしています。人と接することが好きな性格もありますが、活動している中で利用者さんや職員さんなど多くの方々と親しくなることができて、ここに来ることが楽しみであり、やりがいでもあります。
取材にご協力いただいた大島千恵子さん
A.まずは、ボランティアに興味を持ったら気軽に見学、参加してみることだと思います。もちろん活動に責任はありますが、「やらなければならない」という気持ちではなく、ボランティアとして自身のできる範囲で活動してほしいです。活動してみると、学ぶことも多く、新しいつながりができたりと楽しいことも多いですよ。
この日大島さんは、シール貼りの作業をお手伝いしていました。