今回は「サークルやまとことば」の毎週水曜日の夜に行われている「談話サロン」の活動の様子とボランティアさんを取材してきました。
様々な国の方とボランティアさんが参加しています
談話サロンには、中国、インド、ベトナム、台湾、香港、ドイツ、ミャンマー等様々な国の方が日本語を勉強したり、交流をしに来られます。日本語を教えているのは、ボランティアの方々。ボランティアさんが持ち回りで講師となり、その日のテーマを考え、みんなでテーマに沿って日本語を学び合います。
ボランティアさんが講師となり日本語を教えます
この日のテーマは、「東京23区」でした。外国人の方たちは、自分の発表する区について、一生懸命調べたり、ボランティアさんに教えてもらいながら、真剣に日本語を学んでいました。
サークルやまとことばでは、「まずは仲良くなってもらい、その中で楽しく日本語を覚えてもらうこと」を大切にしています。現在、ボランティアさんは23名おり、20代~70代と幅広い年代の方が活動しています。ボランティア募集について、「いろんな年代の人に来てもらっているが、若い男性が少ないので是非来てほしい。若い男性が参加してくれれば、世代のバリエーションも多様となり、もっと面白くなると思います。毎回ではなくても、無理のない範囲で手伝ってもらえればありがたい」とのこと。サークルやまとことばでは、談話サロンの他に、毎週金曜日14時~16時で「たのしい日本語ひろば」も開催中。こちらにも是非来てもらいたいとのことでした。
わからないところはボランティアさんがサポートします
この日、講師を担当されていたボランティアのMさん。Mさんはほぼ毎週、仕事後に談話サロンでボランティアに来ています。サークルやまとことばでのボランティアのやりがいは「日本語が全く喋れなかった方が、少しずつ喋れるようになって、発音がだんだん日本人に近づいてきたのを感じたとき。仕事では得られないものがあります」と話してくださいました。
活動の見学をしているときに、外国人の方が話しかけてきてくださったり、交流が活発でとても楽しい場でした。ぜひ、みなさんも見学に行ってみてはいかがでしょうか。