今回は台東区千束にある、ほおずきの会「学齢部門キッズ」の放課後活動を取材してきました。
学齢部門キッズでは、ハンディキャップのある子どもたち(小学生~高校生)の学校以外の時間をサポートしています。学校が終わってからの放課後活動や夜間の宿泊活動、また、休日には少し遠出をして、遊園地や公園、水族館へ出かけたりもします(子ども会)。どの活動においても多くのボランティアさんが関わっていて、職員さんや親御さんとともに活動を作り上げています。
この日は、夜18時頃に取材に伺い、夕食を召し上がっているところでした。学齢部門キッズでは、夕食をメンバーさん(利用者の子どもたち)だけでなくボランティアさんも一緒に食べます。みんなで一緒に食べることによって、メンバーさんは苦手な食べ物が食べられたりすることもあるのだとか。たくさんの人の中で過ごすことは、子どもたちの成長にとって大切な時間です。
大きな食卓を囲んで、みんなで楽しく夕食を取ります。
親御さんやボランティアさんが夕食を作ります。
Nさんは週に2回程、仕事後にボランティアに来ているとのこと。「仕事後にボランティアをするのは大変ではあるが、ここに来ると元気をもらえる。メンバーさんと触れ合ったり、親御さんや職員さんとも深く関われることや、サマーキャンプなどのイベントのプログラムを主体となって考えることにもやりがいを感じる。」と話してくださいました。
大学生のOさんはほおずきの会でボランティアをして3年目。やりがいに感じることは、「メンバーさんが親しみを持って接してくれることと、親御さんたちの子どもに対する強い思いを感じ、その思いに関わらせていただいていること」だと、生き生きと話してくださいました。